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日本のココが理解できない!外国人記者の意見に学ぶ『日本はおかしい、と感じる10のこと』。

2014.09.12

ここ数年、「海外から見た日本」をフィーチャーしたテレビ番組が急激に増えてきています。

治安が良く、列車は時間に正確で、あちこちにコンビニや自販機があって、みんな優しくて…と、何かにつけ好意的に語られることの多い日本ですが、日本で暮らす外国人たちから見て「これってホントにおかしくない!?」と感じることも多々あるようです。

今回はそんな日本のマイナス面を、RocketNews24(英語版)からご紹介。私たちにとっての“普通”が国際的に見てどうなのか、新たな視点を学んでみませんか?

それでは、気になる項目をさっそくチェックしてみましょう!


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【1.新作映画の公開が遅い】

これは我々日本人も感じている事ですが…「とにかく新作映画の公開が遅い!」というのがワースト1位。

どの国でも同様に遅い、という事なら納得できるのですが、台湾やシンガポールなどが数週間遅れで公開されるのに対し「同じアジア圏なのになぜか日本だけが特に遅い」というのが個人的に納得できないなと感じます。

一昔前に比べれば改善されてきたのかもしれないですが、本国でDVDやブルーレイが発売され、話題性が薄れてきた頃にやっと作品が劇場にかかる…なんて事、未だにありますよね。海外在住の友人と話が合わない、というのも残念。

以下は、米国と日本での映画公開日の一例(USは米国公開日、JPは日本公開日)だそうですが、一体なぜこんな事に…?

『ジャンゴ 繋がれざる者』 US:2012年12月25日 、 JP:2013年3月1日
『マン・オブ・スティール』 US:2013年6月10日 、 JP:2013年8月30日
『アベンジャーズ』 US:2012年4月11日 、 JP:2012年8月14日
『カールじいさんの空飛ぶ家』 US:2009年5月29日 、 JP:2009年12月5日
『シュガー・ラッシュ』 US:2012年11月2日 、 JP:2013年3月23日



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【2.クリスマス】

どちらかと言うとキリスト教よりも仏教が信仰され、無宗教な人も多い日本。

日本人にとってクリスマスはあくまで1つのイベントであり、国を挙げて祝う“祝日”ではないので「必ず家族全員で過ごす」とは限らないし、どちらかというと「恋人達が愛を深め合う記念日」のような風潮もありますよね? クリスマス当日よりイヴの方が重視されているような所も少しあり、本国のように七面鳥を焼いてクリスマスディナーを手作りして…といった風習もなく、KFCのチキンと洋菓子店などで予約したデコレーションケーキが食卓に上るというお宅も少なくないはず。

このような日本のクリスマスに外国人たちは違和感を感じるようで「クリスマスにKFCを食べるのは、お正月におせち料理の代わりにビックマックを食べるようなものだ」と評されています。そう言われてみれば、確かにそうかも…。


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【3.チーズ】

これはちょっと意外だったのですが「手軽においしいチーズが買えない」というのが第3位。

「スーパーで売られているチーズといえばプロセスチーズが主流で、決して美味しいとはいえない。もちろん、高級スーパーやオンラインで注文すれば質の良いものを買うこともできるが、値段が高いアメリカやヨーロッパで買うときの倍はかかると思っておいたほうが良い。」とまで言われています。

生粋の日本人である私は「時間も手間もかかる手作りのホールチーズは高くて当然」という概念を持っていましたが、欧米では違うのか!とカルチャーショックを受けました。高級食材の部類に入っている他の発酵食品(生ハムなど)はどうなんだろう?という疑問も湧いてきますね…。


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【4.賃貸物件の入居費】

これは初めて一人暮らしを始めたとき「家を借りるのって、こんなにお金がかかるんだ…(敷金・礼金って一体?)」と愕然としたものですが、これも日本特有の文化のよう。

「もともとの家賃だって高いのに、最初の1ヶ月分の家賃はもちろんのこと、敷金・礼金・仲介手数料・保険…など、とにかく細々と費用がかかりすぎる」というご意見です。「大家さんに支払う礼金…って、たったの一晩すらそこで寝泊りしていないのに、先に大家さんにお礼をしなければならないの?」とショックを受ける外国人の方多数。

過疎化の進んだ地方など、広い家に安く住める所も国内に沢山ありますが、基本的に「狭い場所に密集して住む」という傾向のある国で、かつ「他人様にご迷惑をおかけしてはいけない」という意識も高いため、家賃や引っ越しの費用が高くなるのは必然だったのかもしれません。


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【5.官僚主義(お役所仕事)】

これは、海外から日本が評価されている良い面…。時間通りに列車が来て、どこに行ってもホスピタリティに溢れていて、何もかもがスケジュール通りに動き、搬送物もきちんと届く、という「全ての物事が決められた通りに円滑に動く」ことの反作用でもあると思うのですが。確かに日本には「たとえそれが非合理的であっても、規則に反するイレギュラーは断じて許されない」という鉄則がありますね。

具体例として「銀行口座開設のために必要な書類をすべてそろえ、完璧な日本語で書類に記入したとしても、“印鑑”という小さなスタンプがなければ何もできない」「出張の際、航空券は片道ずつ買うと会社の規則で決められていたとしたら、たとえ往復で買ったほうが安く会社の経費削減になると説明しても、上司には受け入れてもらえない」「ひとつひとつの手続きが無駄に煩雑であることが多く、規則によって臨機応変に対応できないために、日本ではひとつのやり方を変えることすら容易ではない」と評されています。


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【6.過剰包装】

第6位は「大量消費されるお菓子などの包装がとにかく過剰!」という意見。

確かに「大袋入りのお煎餅が、袋の中でさらに個包装になっている」というパターン、結構多いですよね。ちょっとだけ食べて残りはまた明日…なんて感じでちょっとずつ食べたい時には(お煎餅が湿気るのを防げたりもするので)これはこれで便利なんですが、いちどに沢山食べたときなど気付けばテーブルの上にゴミの山が…なんて事もザラです。

「アメリカではプリングルズが筒にそのまま入れられているのに、日本のチップスターは筒の中でさらに袋に包装されている」と比較されたりもしていますが、日本のパッケージ食品が過剰包装に走る背景には、やはり過去のグリコ事件の影響などもあるのかもしれません。


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【7.文化系のエキシビジョン(展覧会)】

これは、エキシビジョン自体が悪いのではなくて「人ゴミと行列でアート鑑賞どころじゃなくなる!」という点を疑問視されています。

「とくに大都市で催される場合、とにかく大勢の人が押し寄せて美術館に行列ができる。酷いときは、まるでベルトコンベアーで流されているかのごとく列の流れに乗って進まねばならず、ゆっくり鑑賞する暇などない。さらに、展示されている作品が有名な人物の者であればあるほど、展覧会の混み具合はひどくなる」というご意見。

海外に比べて「狭い会場で、短い会期で行われるものが多い」という事なのでしょうか。改善できるものならしていただきたい、と日本人の私も感じますが。


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【8.ATMと現金】

クレジットカードや電子マネーは使えるけれど、日本はいまだに現金主義社会なので、もっとATMを便利にして!というご意見。これは私も外国の友人から愚痴をこぼされた事があります。

「日本では、週末もしくは平日の夜になると自分のお金を引き出すために手数料がかかってしまう。これはイケてない。日本経済のためにも、お金を使いたいときに使え、引き出したいときに引き出せるような環境をぜひ作ってもらいたい」

…えっ、海外では手数料かからないんですか?という衝撃。皆さんはどう受け止められますか?


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【9.暖房と断熱性】

日本には基本的に「セントラルヒーティング」という概念がないですよね。

とにかく地震の多い国、ということで建築法も海外とは違うので、日本では断熱性よりも耐震性などを重視されがち。そういった事情もあってか、ホットカーペットを敷き、コタツに入って、なお寒ければエアコンや石油ストーブをつけ、室内に一酸化炭素がこもらないようにときどき換気もして(ここでまた部屋の温度が急激に下がる)…という、非効率極まりない暖房設備がすっかり定着しています。

日本の冬の厳しさは相当なものですから、もうちょっと改善されるといいんですけどね…。


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【10.テレビ番組】

「日本のアニメは素晴らしいし、海外には日本のドラマを愛するファンもいる。だが、テレビ番組の多くはイケてない」とバッサリ切られている日本のテレビ。確かに、海外のドラマやドキュメンタリーを見て「予算も期間もしっかり確保して、本当によく作り込まれている…」と感心するというか、ビックリすることが多いです。これはテレビだけではなく、Webサイトや書籍などを見ても感じることですが。

料理番組やトーク番組、お笑い番組など、その多くが退屈で、出演者や観客たちの決まりきった反応も面白味を感じない。例えば、何かを食べるシーンでは、まず食べ物を持った手元がクローズアップされ、口に入れた3秒後には必ず“ウマイ!”と叫ぶ。残念だけど、日本のテレビ番組は本当にイケてない」とかなり辛口。

これには「突出して面白い番組が少なく、どれも代わり映えしないので視聴率が平均的に回る…」という背景もあるのかと思いますが、そもそもの予算や規模が小さい上に、タレントに求められる素質やパフォーマンスも日本と海外では違うのかもしれないですね。SNLなどのコメディ番組を見ていても「日本じゃお笑い芸人がこんな事言えないよな」とか「ミュージシャンや俳優を巻き込んでここまでできるのは海外ならではだな…」などと感じることがよくあります。ただ、前例がないからこそ、誰かに状況を打破してもらいたい!と期待もしています。


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さて、以上の10項目、いかがでしたでしょうか?

この他にも、音源ダウンロードのリージョン問題や、Sporfyなどの新興サービスがいまだに日本に参入されていないなど、個人的には音楽業界のガラパゴス化も深刻だと感じているのですが、そのあたりは外国の方にはあまり関係のない問題のようで、まったくランクに上がってないのが印象的でした。

東京オリンピックの開催に向け、このような国際的な視点を参考に、日本の文化をKAIZENしていけるといいなと思います。10年、20年という長いスパンで、さらにクールな日本に進化していきたいものです。


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